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「ことばのチカラ」
「歌」の持つチカラってなんなのか、といわれれば、
つまりは「人の心を動かすこと」なんだと思う。
もちろん、世の中には、メロディだけで感動させられてしまう歌も
たくさんあるわけなのだけれど(言葉の分からない洋楽とかね)、
でも、自分が理解できる言葉で歌われた歌、は、
聞き手に届くとき、自然と「ことばのチカラ」という作用が働く。
歌詞の世界に感動したり、共感したり、何かを気づかされたり、励まされたり。
当然、いくら歌詞がよくても、曲や声にもチカラがなければダメなんだけど、
歌詞が日本語の場合、まずそれが聞き手に伝わる「ことば」であるかどうか、
そして、そのことばを伝えられる「歌」であるかどうか、というのは、
メロディや声そのものの良さと同じか、それ以上に、とても重要なことだと思う。
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で、WALLYさんの歌には、その「ことばのチカラ」があるんだよなあ、と、
CDを聞くたび、ライブをみるたび、いつも思う。
それは、とても上手いボーカリスト、というのとは、ちょっと違う。
ピアノに彩られた、せつないメロディに乗って、歌が聞こえてくると、
そこに描かれている人の気持ちや姿が、すっと目の前に浮かんできて、
その喜びや悲しみが、まるで自分のことのように想像されるのだ。
歌詞に込められた「熱い想い」が、声によってその体温を取り戻す瞬間、
といってもいいかもしれない。
たとえば、大事な「誰か」がいない、抜け殻な風景。
そうだよね、好きな人がそばにいないって、こういう気持ちだよね。
私がそう感じたとき、歌は、彼自身の中にあるドラマでありながら、
私自身のドラマにもなっている。
その「共振」こそがつまりは「感動」で、それを呼び起こせる「ことば」と、
その「ことば」を伝えるメロディ、演奏、声を併せ持っているWALLYさんは、
やっぱり、天性のシンガーソングライターだと思うのだ。
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というわけで、本日のメニュー。
「Disteny」
「Live up to Tokyo without you」
「ファムレウタ」
「晩夏」
「エアポート」
「Lovin' you」
10月に入って、さすがに秋の気配が濃厚になってきた東京の街には
「晩夏」はますますぴったりな切なさだったのでありました。
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