2004年6月28日 四谷コタン vol.6
写真・文/高橋久未子さん
 WALLYさんのライブ@コタンも、早6回目。
今回は、出演順が4人中の2番目ということもあって、他の出演者を見に来たお客さんも多く、ほぼ満席状態でのライブスタート(yeah!)。

 まずはアップテンポの「I live up to Tokyo without you」から。
しっかり手拍子ももらいつつ、リズミカルに歌い上げます。続いて、CDには未収録の「沖縄ベイサイドブルース」。
去っていく相手を港で見送る、という別れの歌ですが、私のイメージとしては泊港というより那覇新港というか、人のあんまりいない無機質な「湾岸」が目に浮かんでくるような、つまりはあんまりベタベタしない、さらっとした淋しさが印象的な1曲。今日は適度に力の抜けたボーカルが、男の切なさをより強く感じさせてGood。

続いての「moon」「クロール」も、ボーカル、ピアノとも無駄な力が入らず、ポイントを押さえつつものびのびした歌いこなしで気持ちよく聞けました。

実は、今日は御本人曰く「とっても緊張してた」そうですが、なんのなんの、けっこうリラックスして「本領発揮」できている感じがしましたよ。そもそもWALLYさんの歌は、言葉のひとつひとつに説得力があって、聞いた瞬間にその情景がすっと思い浮かぶのが魅力の1つだと思うのだけれど、何度聞いてもちゃんとその都度、新たな説得力をもって声と言葉とピアノの音が聞き手に届くというのは、実際、とてもすごいコトだなあと感動するのであります(つまりは、毎月のライブの積み重ねが、きちんとステージに反映されているということでもあると思いますが)。

そして最後は「Lovin'You」でしっとりと締め。
満場のお客さんも、じっくり楽しんでいたことが伺えて、
ファンとしてはその反応もまた嬉しかったりした一夜でありました。